2017年5月15日月曜日

平成29年度玉川上水ネット総会、新人事で「日本遺産」登録へスタート!

 5月14日(日)、玉川上水ネット総会(会場:日比谷公園・緑と水の市民カレッジ)が行われました。新代表に西村 弘 氏(小平市)が、副代表には小倉 安洋 氏(東大和市)が就任しました。これまで代表を務められた柴 俊男 氏、副代表の田畑 貞壽 氏は顧問に就任しました。

 新体制の下で、関係団体(23団体6個人)の皆さん方とともに未来遺産「玉川上水・分水網の保全活用プロジェクト」の推進をさらに進めてまいります。そして2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、各行政とも連携しながら「日本遺産登録」を目指すことになりました。



 なお、この日午前9:30~12:00では、未来遺産登録記念の講演会が開催されました。
公益財団法人東京都公園協会理事長 佐野 克彦氏と主催者の玉川上水ネット代表 柴 俊男氏より、開会のあいさつがありました。
 引き続き、基調講演2題と意見交換会が満席の会場の視線を集めて実施されました。

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1.「水循環の見える化と地域環境のデザイン:英国の取り組み」   
  講師 木下 剛 氏 千葉大学園芸学部准教授
2.「緑と親しむ水循環都市東京を目指して」
  講師 細見 寛 氏 元日本大学客員教授
意見交換会・質疑(11:15~12:00)
(司会 谷下 雅義 氏  中央大学理工学部教授)
話題提供「井之頭恩賜公園100年と玉川上水」田畑 貞壽 氏 千葉大学名誉教授
  意見交換・質疑


(写真上:満席の会場、写真下:左から田畑・木下・細見の三氏を囲んで交換会)
質疑も活発、課題解決への熱意を感じるやり取りで盛り上がりました。